忽那諸島について
忽那諸島は、瀬戸内海国立公園の西部、松山港沖の東西約20km、南北約28kmにわたって広がる、9つの有人島を含む大小30以上の島々で構成されます。その昔、忽那(くつな)水軍の拠点となっていたことから忽那諸島と言われるようになりました。春は柑橘の花の甘酸っぱいかおりに包まれ、夏は燦々と降り注ぐ太陽と青い海、白い砂浜が眩しく、秋は歴史と文化・祭りで賑わい、冬は豊富な種類の柑橘で溢れます。毎年8月に開催される「トライアスロン中島大会」には全国から鉄人たちが集まり熱いレースが繰り広げられ、10月に興居島で開催される「船踊り」では、島民に受け継がれてきた伝統が多くの人を魅了します。
また、中島と興居島には、忽那諸島への移住・定住の足がかりとなるよう「お試し移住施設」を整備しています。
見どころ・特産品
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忽那諸島最大の島・中島にある姫ヶ浜海水浴場は、約500mの白い砂浜が広がり、透き通るきれいな青い海と多島美の雄大な風景が楽しめます。夏には、海上アスレチックなどを楽しむ多くの海水浴客で賑わい、8月下旬に開催される「トライアスロン中島大会」には全国から鉄人たちが集まり熱い戦いが繰り広げられます。
見どころ
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姫ヶ浜海水浴場の周辺にはワーケーションができる松山市の宿泊施設「ほしふるテラス姫ケ浜」など宿泊施設があります。中島島内には様々な飲食店があるほか、中島ならではの体験メニューも用意され、島を満喫することができます。また、レンタサイクルで島を巡ることもできます。
見どころ
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松山市街地から一番近い島・興居島の南部にある小冨士山は、興居島のシンボルで、その美しい姿から「伊予小冨士」と呼ばれています。俳人・正岡子規が「鶏なくや小冨士の麓桃の花」と詠んだ名峰で、「しま山100選」にも選ばれています。
見どころ
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小富士山の標高は282mで、登山道が整備されており、30分程で登ることができます。山頂からは瀬戸内に浮かぶ島々の絶景を望むことができます。島内には飲食店やゲストハウスがあり、レンタサイクルも充実しています。そのほか、興居島ならではの体験メニューも用意されています。
見どころ
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忽那諸島は柑橘栽培に適している島で、100年以上前から生産を続けています。長い年月をかけて島ぐるみで生産と販売体制を築き、全国に誇れる柑橘ブランドに成長しました。現在では、数十種類の柑橘が栽培されています。
特産品
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ゼリーのような食感の「紅まどんな」や、ジューシーさ・甘さ・コクと香りが揃った濃厚な味わいの「せとか」、春に食べごろの甘さと酸味のバランスが良い「カラマンダリン」は『まつやま農林水産物ブランド』に認定されています。
特産品
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忽那諸島には多くの好漁場があり、潮流が速く複雑な「クダコ水道」は有名な漁場となっています。ここでは身の締まった美味しいハマチや鯛が獲れます。
特産品
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忽那諸島で獲れるヒジキは、茎が細く柔らかく食べやすいのが特徴です。
特産品
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